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面白い心理学をご紹介

はじめまして!!

今回は皆さんに面白い心理学をご紹介していきたいと思います

 

印象を操るハロー効果

ある物事を評価する際に、一つの印象的な特徴に引きずられてしまい、他の部分の評価が歪められることがあります。これを『ハロー効果』といいます。

例えば、超難関大学を卒業したAさんがいます。その大学を卒業したことと、企業で行う事務作業においても有能であることは、本来別の問題です。しかし、難関大学卒業と聞いて、事務作業も有能に違いないと思い込む人もいます。

そのような効果について示したものが、ハロー効果です。ハロー効果の影響を受けているとおもわれることは、日常生活にあふれています。目につきやすい特徴に引きずられることなく、バイアスを取り払おうとすることも重要かもしれません。

 

 

相手に好意を持たれるミラーリング

興味深い心理に『ミラーリング』もあります。これは、他人の言動や振る舞いを鏡(ミラー)に映すようにマネることで、自分に好意や親近感を抱かせるテクニックです。

ミラーリングと類似し、関連するものに『類似性の法則』があります。人間は、自分と同類の人に対して好感を抱きやすいとする心理を指すものです。こうした心理は、たとえば営業活動などにおいて、わざと相手と同じ行動をしてみたり、相手との共通点を探してそれをアピールすることで親近感を抱かせるといった形で用いられています。

 

 

話を信じ込ませるバーナム効果

誰にでも当てはまることをいわれただけなのに、自分のことをいい当てられたと勘違いしてしまうことがあります。これを利用したテクニックが『バーナム効果』です。

「自分を理解してくれた」と誤解させると、その後の信用が得やすくなり、その人の指摘は何でも正しいと判断してしまいます。バーナム効果を用いて、セールスや占い、人生相談などを行う人もいるようです。ときには、相手の指摘や意見に注意を払い、本当に自分だけに当てはまることなのか、誰にでも当てはまることを言っていないかを疑ってみることも必要でしょう。

 

 

思い込みの力?ノーシーボ効果

レベッカ・フェルカー氏は、1996年に次のような研究結果を発表しました。「自分は心臓病にかかりやすい」と思い込む女性の死亡率は、そう思わない人の4倍にものぼったというものです。

また、極端な例ですが、ガンではないのにガンと誤診されたことで体調を崩し、思い込みによって死を迎えてしまったという事例も報告されています。

このように思い込みが悪く作用してしまうことを『ノーシーボ効果』と呼び、逆に、良い方向に向かうことを『プラシーボ効果』といいます。

 

 

 

肩書きで性格が変わる監獄実験

スタンフォード監獄実験』とは、人の振る舞いと『肩書き』との関係を探るために行われたものです。スタンフォード大学のフィリップ・ジンバルドー教授は、新聞広告で21人の被験者を募り実験を行いました。

その内11人を看守役に、10人を受刑者役に振り分け、被験者は教室を改修した監獄で共同生活を行うように命じられました。すると共同生活の時間が経つにつれ、看守役は受刑者役をあたかも本当の悪人のようにとらえ、冷酷な対応をする傾向が見られました。

看守役たちは、誰に言われるまでもなく反抗した受刑者役たちに罰を与え、実験の中止を訴える受刑者役の意思に反して実験を続けることを強く望んだのだそうです。

肩書きと行動が、その人の性格に影響を及ぼすことを示す実験結果です。看守という肩書きを与えられただけで、無作為に選ばれた「普通の」人間が残忍な性格に変わっていくというのは、少しゾッとしてしまいますね。

 

 

忘れたいことほど覚えるシロクマ実験

アメリカの心理学者ウェグナーは、1987年に『シロクマ実験』を行いました。三つのグループの人たちにシロクマの映像を見せ、次のような指示を出す実験です。

シロクマのことを覚えておいてください
シロクマのことは覚えていても覚えていなくてもどちらでも構いません
シロクマのことだけは絶対に考えないでください
すると、シロクマの映像に関する記憶は、絶対に考えないでくれと頼んだ第3グループが最も高かったのです。

 

如何だったでしょうか?

面白いと思って頂けたなら嬉しいです

最後まで読んで頂きありがとうございました