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中国で起きた麻薬ラーメンとは

2016年2月、中国北京のラーメン店でアヘンの原料であるケシの実を粉末状にして使用して35店が摘発される事件があった

アヘンとは中毒性、有害性は薬物の中でもトップクラスだ

2016年交通の取り締まりをしていた警察が蛇行運転を繰り返す車を発見して職務質問をした

その車に乗っていたのは夫婦と子供2人の家族連れであり薬物を摂取しているようにも酒に酔っているようにも思えなかったが、念のため尿検査をしたところ陽性であった

そして夫は15日間拘束されたが家族が自分たちも同じ店でラーメンを食べたと話しその妻さらには子供までもが陽性反応だったことから夫は釈放された

警察の調べによると、この家族が食べた中華料理店が原因である事がわかった

その後の捜査ではこの中華料理店の常連客のはどんどの人に陽性反応がみられた

そしてインドのマリファナピザ通常ハッピーピザが販売されていたり、日本では七味唐辛子の中にアソラミが入っていたりと味が美味しくなるというだけで大麻などが使われているのは珍しいほどではない

だが、ケシの実に料理を美味しくする効果はないが

中華料理店は客を麻薬の中毒症状に陥れれば、常連客が増えると考えそうだ

中国のテレビ局が中華料理店に取材に行きこれはケシの実ですか?と聞いたところ店主は堂々とそうです。と答えたそうだ

ケシの殻は持ち出さないでよ、捕まるから毒ドラッグだから、ケシの殻は煮込めばおいしくなる。なりなければ、また入れるよ。と言ったそうだ

店主はケシの殻を使って逮捕され、3000元(当時約5万4540円)の罰金を払っていたそうだ

店主はケシの購入を認めたのだが、私はぜんそくで高血圧と心臓病で医者が効くと言っていたと謎の言い訳をしたそう

ケシの実を使用する料理店が後を絶たないらしく

闇市場で簡単に手に入れることができ、ケシを使用する店のほとんどが野放し状態になっているそうだ

2019年にも同様の事件が発生しており、他の中国の地域で警察が薬物の検問をしていたところ、ある

男性から陽性反応が出たのだ

男性は警察署に連行され事情聴取をされたが

これまでに薬物を使用した事は一度もないと主張したそうだ。

男性は今朝の記憶を辿ったところ、麺料理店で通称タニシ麺を食べたといったそうだ

タニシ麺は名物料理であり、タニシで出汁をとった

スープが特徴の日本でいうシメのラーメンライスのようなもの

警察はすぐに男性が食べた麺料理店に捜査を行ったところ、76グラムのケシガラ粉末を押収、店主を逮捕したそうだ。

もし今後、中国に行くような事があれば気をつけなければいけない